炎と炭の風景
2008年 03月 19日
太陽は空を炎に変えて
風景を炭色に塗り潰して
そうして一日を終わらせる
炭色の世界の中では
きっと誰もが目を閉じるだろう
そうして何も見えない間
普段は気にもとめない事に
気付くこともあるだろう
姿の見えない波の音
空の彼方に星の瞬く音
夜が動いている音
新しい朝が作られる音
そしてまたおそらくは
太陽は空を金に染めて
風景に光を注いで
作りたての一日を開くのだ
それは
燃え尽きてしまった昨日の
白い灰から作られた今日
色をつけて
温度を足して
命を注いだ
大切な新しい一日
星窓の撮ったこの写真で、「azure_garden」の、
ゆらさんが、また詩を書いてくれています。
是非、行って見てくださいね。私のとは、また
まったく違った世界で、とても不思議です。
by seisou-sw
| 2008-03-19 21:44
| 静